先週の大阪大学でのコンサートに昔の私の生徒さんで小学校の2年生の時から4年間大阪のクラスに習いに来てくれていた女の子が見に来てくれていました。
10年近く前に大阪で初めて踊ったコンサートに来てくれていて、「おかーさん!お姫様がいるー!!!」と叫んで目を釘付けにして長いコンサートを終始飽きることなく見てくれました。
そんな事からバロックダンス習いたい!と、大人に混じって時には一緒に英単語を覚えたり、お父さんと2人で衣装を着て発表会に出たり、いろんな踊りを2人で踊ったりと、私にとってもかけがいのない4年間を彼女とは過ごさせてもらいました。
大きくなっても子供の頃の強烈な記憶は無くなりません。私にも子供の頃の楽しかった思い出忘れられない素敵な出来事、たくさんあります。
バロックダンス、舞台でパフォーマンスする仕事というのは一種の夢を与える仕事なのだと思っています。
その小さかった彼女は今はすっかり素敵な高校生になりました。バロックダンスは踊らなくなった今でも、きっとどこかにあの時感じた記憶は残っているのだと思います。
今回、終演後に小さな女の子が私のところに駆け寄って来てくれて4枚の絵をプレゼントしてくれました。とっても上手に描けていて、私の一生の宝物がまた一つ増えました。この女の子にも小さな記憶をプレゼントできていると良いなぁと思います。
見てくれる全ての人の心に小さくても良いから何か1つ、素敵な記憶をプレゼントしたい、と今日も週末の本番に向けて練習です!